保健所の営業許可申請書の書き方
それでは、保健所の営業許可申請書の書き方をご説明いたします。
基本的にあなたが作成する書類は、「営業許可申請書」・「営業設備の配置図」の2つになります。
まず、営業許可申請書はお店の所在地を管轄している保健所から入手してください。
このサイトでは東京都福祉保健局が提供している営業許可申請書の雛形をダウンロード出来るようにしています。
東京都の場合は、一番左上の「○○○殿」のところにお店を管轄している保健所名を記入します。
(例 新宿区にお店がある場合 東京都新宿区保健所長殿)
次に保健所の申請書の書き方を説明します。申請書の書き方はとても簡単です。
8959e42647adc39c967b9864736f89a9① 申請者・届出者情報を記入する
申請者・届出者の住所・氏名・誕生日などを書きます。
法人の場合は会社名・代表者名・法人番号を記載します。
当たり前ですが、住所と氏名は正確に書くようにしましょう。
正確とは個人なら住民票、法人なら登記事項証明書のとおりに書くという意味です。
住民票どおりに絶対書かなくてはならないというわけではありませんが、他の許認可との関係で住民票どおりに書くのが望ましいです。
住民票にマンション名や部屋番号が書いてあれば省略しないで書くようにしましょう。
ここでの注意点ですが、申請者は1度申請したら変更することができません。
どういうことかというと、名義変更は認められていないということです。
仮に個人で許可を取った場合、個人から違う個人に許可を切り替えたい場合、又は個人から法人に切り替えたい場合は許可の取り直しになるのでご注意ください。
② 営業施設情報を記入する
お店の屋号、住所、電話番号などを書きます。
お店の住所は賃貸借契約書がある場合はそのとおりに書きます。こちらもビル名や部屋番号が書いてあれば省略しないで書くようにしましょう。
お店に固定電話がある場合はその番号を書きますが、固定電話番号がない場合は携帯でも構いません。
屋号はここで記入するものが営業許可書に記載されることになりますが、屋号は後日変更することもできます。
次に食品衛生責任者の氏名を記載します。まだ食品衛生責任者の講習を受講できていない場合は講習を受講するの方の名前でも差し支えありません。
講習を受講済みであれば受講先と受講年月日を記載します。
食品衛生責任者で最も数が多いのは「食品衛生責任者養成講習会」を受講した人達です。
食品衛生責任者養成講習会を受講して食品衛生責任者になった方は、「都道府県知事等の講習会」を○で囲みます。次に受講先と受講年月日を記載します。
また、それ以外の者であれば該当するところを○で囲みます。
例えば調理師の場合は調理師になった時に食品衛生責任者にもなっているので、「調」を○で囲みます。
そして、調理師免許に記載されている調理師登録番号などを記入します。
最後に主として取り扱う食品や業態などを記載します。分からなければ空欄でも構いません。
③ 担当者名を記載する
保健所と連絡を取る方の名前や電話番号を記載します。
④ 申請者・届出者情報を記載する
申請書の2枚目の説明です。
欠格事由に該当している場合はチェックを入れます。
⑤ 添付書類を記載する
図面を添付した場合は一番上にチェックをいれます。
水質検査の書類を添付した場合は上から2番目にチェックをいれます。
次に営業設備の配置図の書き方を説明します。