飲食店の深夜営業許可を静岡中央警察署に届出
先日は静岡県静岡市にあるお店から深夜営業許可のご依頼を頂きました。当事務所にとっては初めての静岡県です。ブログで何度も書いておりますが風俗営業許可や深夜営業許可は各都道府県によってローカルルールがあるので、やり方や必要書類に違いがあります。ということで今回は初めての県だったので事前に念入りに調査をして現地に入りました。
静岡県の深夜営業許可の難易度
それでは肝心の深夜営業許可の難易度ですが埼玉県と同じくらいでした。といっても当事務所の記事を初めて読む方には何のことか分からないと思うので説明すると、難易度は高いほうでした。例えば照明・音響設備図にはワット数だけでなく型式や写真を入れたり、メニュー表には「未成年にお酒は提供しない」などの酒類提供禁止文言を入れたりするなど東京のそれと比べると細かい規定が多数ありました。
そして極めつけは深夜営業許可(届出)なのに実査があるという点です。通常、深夜営業許可は届出すればそれで終わりになるのですが、静岡県の場合は後日お店の実査(検査)をするとのことでした。これは東京だけでなく埼玉でもなかったことだったので、やはり県が違えばルールが違うものだと改めて感じました。
静岡中央警察署の印象
このように東京と比べると難易度は高めかなと感じました。しかし、何より良かったのは警察署の印象です。今回担当してくれた方は静岡に行く前から電話で相談していたのですが、とても親切に細かく対応してくれました。本当はのんびりしていきたかったのですが仕事も溜まっていたので、測量と警察署での相談などで5時間ほど滞在して帰路につきました。